環濠(読み)カンゴウ

デジタル大辞泉 「環濠」の意味・読み・例文・類語

かん‐ごう〔クワンガウ〕【環×濠】

周囲に堀を巡らすこと。堀で囲むこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の環濠の言及

【周濠】より

…古墳時代中期には,墳丘の巨大化に伴う外部施設の整備の一環として,著しい発達をとげ,大阪府古市・百舌鳥(もず)古墳群などでは,墳丘との統一企画のもとに,二重,三重の盾形周濠が掘削された。なお,竪穴住居址の壁に沿う浅い溝や,墳墓のまわりの堀でも小規模なものは周溝といい,規模が大きくても集落を取り巻く堀などは環濠と呼び分けることが多い。【和田 晴吾】。…

※「環濠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android