コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

環状土籬 かんじょうどり

2件 の用語解説(環状土籬の意味・用語解説を検索)

大辞林 第三版の解説

かんじょうどり【環状土籬】

縄文時代後期の北海道に特有の墓地。円形竪穴の周りに堤を設け、多くの墓穴をつくった集団墓。千歳市キウス遺跡が代表例。周堤墓。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の環状土籬の言及

【祭祀遺跡】より

…このうち環状列石や〈日時計〉は,共同墓地に伴う施設と判明している。土手状の盛土を円くめぐらした北海道特有の環状土籬(かんじようどり)(千歳市キウス遺跡)も同様である。また関東地方にみられる〈敷石住居〉もふつうの住居ではなく,祭祀にかかわる施設といわれる。…

【土壙墓】より

…したがって,土葬を習俗とする社会においては,土壙墓は世界各地に,また時代をこえて,きわめて普遍的に認められる。日本では縄文時代の貝塚の下から土壙墓が検出されることが多いし,北海道に発達した周堤墓(環状土籬)は土壙墓群からなる集団墓地である。弥生時代には,九州地方では長方形土壙の底に木棺の小口板の穴を有するものと,もたぬものとがあり,後者を土壙墓と呼ぶこともある。…

【墳墓】より

…これに対し住居集落とは別の地域を墓域とすることもある。墓壙を埋めたのち,頂部に礫を並べたり,あるいは積んだりする例があるが,墓壙群を円形の土堤(径30~75m,現状の高さ0.5~5.4m)でかこんだ周堤墓(環状土籬(かんじようどり))や立石を用いた径数十mに及ぶ環状列石墓(ストーン・サークル)などが北海道,東北から中部日本にかけて知られる。遺体を河原石を用いて長方形に積み囲んだ棺(東日本の後・晩期)や,木棺(東北の晩期)に納めることも行われていた。…

※「環状土籬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone