甘泉苑(読み)かんせんえん

世界大百科事典(旧版)内の甘泉苑の言及

【甘泉宮】より

…漢の武帝が建元年間(前140‐前135)に高光宮,迎風館,通天台などを増築し,周囲19里(約7.7km),12宮,11台などを甘泉宮と総称した。別に山谷に沿って雲陽に至る周囲540里(約219km)の甘泉苑を設け,仙人,石闕(せきけつ),封巒(ほうらん),鳷鵲(しじやく)諸観など宮殿台閣100ヵ所以上があった。漢の楊雄《甘泉賦》にその偉容が詠まれている。…

※「甘泉苑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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