生の衝動(読み)せいのしょうどう

世界大百科事典(旧版)内の生の衝動の言及

【生の本能】より

…S.フロイトが後期の本能論で〈死の本能(死の衝動,死の欲動)〉と対立させた概念。正確には〈生の衝動〉ないし〈生の欲動〉。フロイトは前期の本能論では〈自我本能〉と〈性本能〉を対立させたが,〈死の本能〉を提唱するに及んで〈自我本能〉と〈性本能〉を〈生の本能〉のもとにまとめた。…

※「生の衝動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む