生命倫理(読み)せいめいりんり(英語表記)bioethics

翻訳|bioethics

知恵蔵「生命倫理」の解説

生命倫理

生とに医療がどう関わるべきかの考え方。体外受精(生殖補助医療技術)、遺伝子(遺伝子診断遺伝子治療)、生命維持などの生命科学技術の発展で、受精から死まで医療が操作する機会が増え、現場の悩みも増えている。研究者による意見のは大きく、胎児中絶、その臓器の活用、ES細胞クローン人間などの項目ごとに国または学会、国際的な議論で、倫理的に認められる範囲が決まっているのが実態だ。

(田辺功 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

世界大百科事典内の生命倫理の言及

【生命科学】より

…ただし,知的活動が,活動そのもののあり方を問いなおしつつ進むのは,科学,技術を含めて現代のすべての面に見られることであって,人間を直接に包含する生命科学では,この特色がひときわ目だつのであるという理解も成り立つ。【長野 敬】
[生命科学と生命倫理]
 生命倫理bioethicsという言葉は,生命科学という言葉が意識的に用いられはじめた1960年代に,それと表裏の関係をもって使われはじめたもので,生命科学の時代に人間がよるべき新しい倫理というほどの意味である。生命科学が多義的であるのに応じて,生命倫理の内容も人によってかなり異なるが,ここでは最も広い意味でとらえ,そこで問題になる三つの点について主として法的な側面から述べる。…

※「生命倫理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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