生得慧(読み)しょうとくえ

世界大百科事典(旧版)内の生得慧の言及

【知恵】より

…仏教では知恵をものごとの識別に使われる智(ジュニャーナjñāna)と,統合的で識別的な機能を超える般若の智慧(プラジュニャーprajñā)とに分けて考えた。また,先天的に備わっている生得慧,他人の教えから得られる聞所成慧,内的思索によって得られる思所成慧,修行の実践の中で得られる修所成慧の4種類に分類している。なお,密教では真実を探究する方法を,真理を認識する智慧と衆生を救済する方便との二つに分け,仏陀はその両面を持つ存在であるとする。…

※「生得慧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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