生物学的利用性(読み)せいぶつがくてきりようせい

世界大百科事典(旧版)内の生物学的利用性の言及

【血中濃度】より

…このデータの基礎となるのは,その製剤を服用したときの血中濃度であり,実際には,最大血中濃度と,血中濃度の推移を時間に対して目盛ったときに得られる曲線によって囲まれる面積が違わなければ,吸収性は違わないと判定される。なお,この吸収性のことを専門用語では生物学的利用性(バイオアベーラビリティbioavailability)と呼ぶ。 なお,このほか,血中濃度の測定は,酩酊度を測る血中アルコール濃度の測定や,麻薬,覚醒剤の中毒の判定などに際しても行われることがある。…

※「生物学的利用性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む