生物5界説(読み)せいぶつごかいせつ

世界大百科事典(旧版)内の生物5界説の言及

【菌類】より

…古くは植物に含められ,光合成を行う高等植物や藻類に対し,光合成をまったく行わない下等植物を一括した群であったが,現在では体制,生殖法,生化学的特徴などから根本的に異なる一つの生物群として取り扱う傾向が強い。系統的な面からも,菌類を菌界Mycotaとし,生物5界説(動物界Animalia,植物界Plantae,原生生物界Protista,原核生物界(モネラ界)Monera,菌界)の一つとする説もある(R.H.ホイッタカー,1969)。定義としては有核で,光合成を行わず,有性または無性的に繁殖し,栄養体は多く糸状で分枝し従属栄養型,胞子を形成し,細胞壁は多くの場合キチンあるいはセルロースで構成される生物群ということになる。…

※「生物5界説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む