世界大百科事典(旧版)内の生長抑制剤の言及
【植物生長調節剤】より
…マレイン酸ヒドラジド剤(商品名MH‐K)はタバコの腋芽(えきが)発生抑制剤,タマネギ,ジャガイモの発芽抑制剤として使用されている。植物の生長抑制剤(矮化剤ともよぶ)には,コハク酸‐2,2‐ジメチルヒドラジド(一般名ダミノシッド,商品名B‐ナイン),α‐シクロプロピル‐α‐(4‐メトキシフェニル)‐5‐ピリミジンメタノール(一般名アンシミドール,商品名スリトーン),トリメチルクロロエチルアンモニウムクロリド(CCCともよばれ,一般名クロルメコート,商品名サイコセル),ウニコナゾール(商品名スミセブン),イナベンフィド(商品名セリタード),パクロブトラゾール(商品名バウンティ,ボンザイ),メフルイジド(商品名エンバーグ),プロヘキサジオン(Ca塩,商品名ビビフルフロアブル)などが知られる。この薬剤で植物を処理すると,生長だけが抑制され,葉や花などの大きさはあまり変化せず,いわゆる矮化がひきおこされる。…
※「生長抑制剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」