世界大百科事典(旧版)内の田辺哲学の言及
【田辺元】より
…東京に生まれ,東京帝大で数学と哲学を学び,東北帝大講師を経て,1927年京都帝大哲学科教授となる。西田幾多郎とともに日本の哲学に一画期を築き,その哲学はしばしば〈田辺哲学〉と称せられる。はじめ大正期の日本の哲学に大きな影響を与えた新カント学派の哲学に学びつつ,近代科学の批判的考究を行ったが,その後西田幾多郎の影響下にカント,ヘーゲルなどドイツ観念論を研究した。…
※「田辺哲学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」