甲州印伝革(読み)こうしゅういんでんかく

世界大百科事典(旧版)内の甲州印伝革の言及

【皮∥革】より

…その後は急速に技術が進歩し,主として軍用品としての需要が増大し,皮革産業の発展をみるに至った。日本を代表する独特のなめし法に姫路革(姫路白靼(ひめじはくたん),古志靼(こしたん)ともいう)の白なめしと甲州印伝革(いんでんがわ)の脳漿(のうしよう)なめしがある。 現在,世界の製革業はドイツ,フランス,イギリス,北ヨーロッパ,アメリカの先進国が衰退し,イタリア,スペインが盛んであるが,しだいに中南米,東南アジアなどの開発途上国に移りつつある。…

※「甲州印伝革」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android