甲府城代(読み)こうふじょうだい

世界大百科事典(旧版)内の甲府城代の言及

【甲府勤番】より

…勤番支配や勤番士による江戸文化の移入および甲斐の文運の進展に果たした役割は大きかったが,後期には甲府への赴任は体のよい配流,〈山流し〉として受けとめられていたという。64年(元治1)幕府は新たに甲府町奉行を置き,これまでの勤番支配による町方兼務を解いたが,翌年にはその職制を廃し,さらに66年(慶応2)甲府勤番支配の制を廃して甲府城代を置き,再び町奉行を設けて町政をつかさどらせた。【飯田 文弥】。…

※「甲府城代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android