甲類・乙類(読み)こうるいおつるい

世界大百科事典(旧版)内の甲類・乙類の言及

【上代特殊仮名遣い】より

…奈良時代およびそれ以前の万葉仮名の使用に見いだされる,特殊な仮名遣い。平安時代の平仮名,片仮名では区別して書き分けることのない仮名〈き・ひ・み〉〈け・へ・め〉〈こ・そ・と・の・よ・ろ〉(《古事記》では〈も〉も)と〈え〉の13(《古事記》では14)と,それらのうち濁音のあるもの〈ぎ・び〉〈げ・べ〉〈ご・ぞ・ど〉の7に当たる万葉仮名に,甲・乙2類があって,語によってこの2類は厳格に区別して用いられた事実を指す。…

※「甲類・乙類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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