世界大百科事典(旧版)内の畔止の言及
【朳】より
…えんぶりの名称は,田をならす農具の朳(えぶり)から出たもので,芸能の中心は朳を摺(す)る動作にある。一組の構成は大きな烏帽子(えぼし)をかぶり,朳を持った烏帽子太夫3~5人(主を頭(藤)九郎,終りを畔止(くろどめ),他を中太夫という)を軸に,締太鼓,横笛,手摺鉦,鼓,三味線,尺八などの囃子方と,囃子舞の舞事や〈えんこえんこ〉と呼ばれる子どもの踊り手など20~30人からなる。まず17日に長者山の新羅神社に集合して奉納し,豊年祭の旗を押し立てて市内を門打ちして歩く。…
※「畔止」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」