留数定理(読み)りゅうすうていり

世界大百科事典(旧版)内の留数定理の言及

【関数論】より

… コーシーは1814年に書いた論文(1825発表)において,流体力学の考えに基づいて複素積分を考え,それを実定積分の計算に応用している。次いで,留数定理,積分公式などを発見し,51年までの間に正則関数の概念を確立した。彼の理論はただちに数学界に認められ,当時の主要分野をなしていた楕円関数の研究にとり入れられた。…

※「留数定理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」