世界大百科事典(旧版)内の異国ごての言及
【洗濯】より
…当時のヨーロッパの仕上げ方法が伝わっていると考えられるので,当然アイロンが使用されていただろう。火熨斗(ひのし)やアイロン(異国ごて)を使って外国式仕上げをすることを〈異国張り〉といった。また幕末の佐久間象山は《女訓》の中で〈夫の衣類をば心に入れて,度々見及び垢つきたるをば濯ぎ清め,損ねたるをば取り繕い,いささか粗末なきようにあるべし〉と妻の務めを説いている。…
※「異国ごて」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」