畳干し(読み)たたみぼし

世界大百科事典(旧版)内の畳干しの言及

【畳】より

… 第2次大戦後,住宅の封建的な構成が畳に起因しているという見地や生活機能の合理性を求める立場から,住宅から畳を追放しようとする運動が生じたこともあったが,吸湿性や適度の弾力,また座卓や布団と組み合わされた融通性のある機能が保障されることなどから,現在でも日本住宅などの床構成材として根強い人気を有している。わら床で常時敷き詰められている畳は,病害虫の温床として,公衆衛生上の観点から年2回大掃除を行い畳の裏まで日光に当てる畳干しが推奨された時期もあったが,床下換気が改良され,化学薬品が普及した結果,畳干しの必要はほとんどなくなっている。畳表は産地により,備前表,備後表(イグサを用いた畳表の代表的なもので,広島産が最上等とされる),高知表,八代表,琉球表(大分県などが主産地で,シチトウイ(七島藺)を用いる),諸目表(静岡県),小松表(石川県)などがあり,畳表がいたむと表だけを張り替える畳替えを行う。…

※「畳干し」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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