世界大百科事典(旧版)内の症状群の言及
【カールバウム】より
…ケーニヒスベルク大学の私講師(1863‐66)を務めたのち,ゲルリッツの私立精神病院に赴任,ついで同院長となる(1867)。精神疾患の状態像および経過と転帰への注意を促し,症状群Symptomenkomplex,疾患型Typeusの概念を提唱した。緊張病,破瓜病,類破瓜病,蠟屈症などはいずれも彼の命名によるものであるが,とりわけ緊張病は,弟子ヘッカーE.Heckerに記述させた破瓜病とともに,クレペリンの早発性痴呆概念の先駆となった。…
※「症状群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」