痛車(読み)イタシャ(その他表記)Itasha

デジタル大辞泉 「痛車」の意味・読み・例文・類語

いた‐しゃ【痛車】

俗に、アニメゲームキャラクターなどを描いたり、印刷シートで装飾したりした自動車え車。→痛い4

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「痛車」の解説

痛車

車体にアニメ、ゲームのキャラクターやロゴが印刷されたステッカー、シートを貼り付けるなどして装飾した自動車の総称。所有者が「おたく」であることが一目瞭然の「痛々しい車」を意味する造語で、イタリア製の車の略称イタ車」に掛けているともされる。「萌車(もえしゃ)」とも呼ばれる。2008年に日本の模型メーカー、青島文化教材社が商標登録している。日本では愛好家がカスタムした車を披露するイベントも開催されており、近年ドイツなど欧州諸国にも愛好家が増えつつある。

(2017-7-19)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android