世界大百科事典(旧版)内の発育遅滞現象の言及
【胎児化説】より
…しかし,ボルクは胎児化の起こる要因を内分泌系の変化であると断定したため,変異や環境を重視する多くの進化学者たちから批判を浴び,現在では少なくとも,その要因論は否定されている。しかし,ボルクの着想自体は現在でも一部の学者の支持を得ており,胎児化という言葉は発育遅滞現象という言葉に置き換えられて,その生理学的解明が進められている。ネオテニー【金沢 英作】。…
※「発育遅滞現象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」