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→松平定信
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…江戸後期の幕府老中。寛政改革を推進した中心人物。8代将軍徳川吉宗の孫,父は三卿の田安宗武。幼名を賢丸,号は楽翁,花月翁,風月翁など。儒者大塚孝綽に師事して幼時より学問に励み,わずか12歳で《自教鑑》という修身書を著すなど,俊才の誉れが高かった。1774年(安永3)奥州白河藩主松平定邦の養子となり,83年(天明3)家督を継いで従四位下,越中守に叙任,白河11万石の藩主となった。おりしも天明の大飢饉に際会し,白河藩でも士民の困窮はその極に達した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」