世界大百科事典(旧版)内の白漕の言及
【大運河】より
…(5)臨清から衛河によって北に向かい,直沽に至って白河に会するまでで,衛漕または北河ともいう。(6)直沽から白河により通州に至るまでを白漕といい,そこから大通河(通恵河)をさかのぼって北京に達したのである。 このようにして,大運河を主軸として全国の漕運網が組織されたが,明の中期,16世紀になると黄河の決壊が激しく泥砂が運河道を埋めて,舟運に渋滞をきたし始めた。…
※「白漕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」