世界大百科事典(旧版)内の白鬚水の言及
【会津盆地】より
…これらの河川により盆地は未固結の堆積物で厚くおおわれ,阿賀川と日橋川の合流点付近では沖積層の厚さが100m以上と推定されている。またこれらの河川はしばしばはんらんを繰り返し,なかでも1536年(天文5)の白鬚(しらひげ)水と呼ばれる出水は有名で,現在の鶴沼川の流路を流れていた阿賀川が,まっすぐに北流する現流路に変わった。盆地床は標高175~250mのかなり平たんな地形であるが,阿賀川扇状地のほか山麓部に若干の扇状地と段丘を伴う。…
※「白鬚水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」