世界大百科事典(旧版)内の《百八讃》の言及
【讃】より
…両者とも無拍の曲節のものが多く,音尾を延ばしてユリ等の装飾的な旋律を連らねて歌う曲が一般的であるが,天台系には有拍の曲もかなり存在する。また《四智梵語讃》と《四智漢語讃》のように梵漢対応している曲や,《百八讃》のように序破急3段階の構造をとる曲があるなど,かなり多様である。讃は,その配された位置に従って,列讃,行道(ぎようどう)讃,着座讃などと称したり,前讃,中間(ちゆうげん)讃,後讃などと称したりする。…
※「《百八讃》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」