世界大百科事典(旧版)内の百姓在家の言及
【在家】より
…古代より民間には,半僧半俗の宗教者が多い。【伊藤 唯真】(2)平安中期~室町期には,住屋,付属の耕地,農民を含めた,在家役収取の単位を在家とか百姓在家とか称した。律令制的収取体系は租,調,庸,雑徭,出挙(すいこ)等より成るが,律令体制崩壊の過程で変質を遂げ,中世的な収取体系(あるいは荘園制的収取体系)としての年貢,雑公事,夫役の体系に移行する。…
※「百姓在家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」