世界大百科事典(旧版)内の皮ふいごの言及
【ふいご(鞴∥吹子)】より
…前者はおもにヨーロッパの蛇腹ふいご,後者はおもに中国の鼓ふいごの系統に,いずれも発展している。また,固定した小型皮袋は,木あるいは粘土製の胴にゆるくはられ,それをすばやく鼓のようにたたく方式の皮ふいごとして発達,おもにアフリカで使用されている。エジプトのトトメス3世の大臣レクマラの墓の浮彫では,青銅製の扉を鋳造する情景が描かれ,足踏み式の皮ふいごが4個使われている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」