世界大百科事典(旧版)内の皮膚性不感蒸散の言及
【不感蒸散】より
…生体成分(おもに水分)が気体の形で自身でも気がつかないうちに常時体外に放散されていることが原因であり,不感蒸散と呼ばれる。これには呼吸性不感蒸散と皮膚性不感蒸散の2者が含まれる。呼吸性不感蒸散には,呼吸気道の粘膜面から水分が蒸発して呼気中に放出されるためのものと,呼吸により摂取された酸素よりも排出される炭酸ガスのほうが重いのでその差による体重減少との二つが含まれる。…
※「皮膚性不感蒸散」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」