益州郡(読み)えきしゅうぐん

世界大百科事典(旧版)内の益州郡の言及

【雲南[省]】より

…《史記》西南夷伝には,彼らはみな氐(てい)の類だとあるが,氐のほか百越,百僕の族群が考えられる。漢の武帝はこの地域に益州郡を設け,ほかに牂牁(しようか)郡,犍為(けんい)郡,越嶲(えつすい)郡をおいた。〈雲南〉とは,彼の時世に〈彩雲〉が南にあらわれたため名づけられたのがはじまりとも,また横断山脈の支脈雲嶺の南にあることに由来するともいわれる。…

【蒙自】より

…県内には紅河すなわちソンコイ川の支流が流れ,昆河(こんか)鉄道の支線,蒙宝鉄道が通る交通の要所である。漢代に益州郡,西随県がおかれ,のち宋代には大理の拠点の一つとなったが,13世紀元代に蒙自県に改められた。フランスとの条約(1886)により,1889年(光緒15),市場が開かれ,茶や県西方箇旧(こきゆう)産のスズなどがベトナムをへてフランス方面へ輸出された。…

※「益州郡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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