監理ポスト(読み)カンリポスト

知恵蔵 「監理ポスト」の解説

監理ポスト

証券取引所において上場有価証券が上場廃止基準に該当する恐れがある場合、投資家がその事実を認識したうえで取引ができるように、監理ポストに置いて取引を継続する。割当期間は、廃止基準に該当するかどうかが明確になるまでで、一律に定められているわけではない。廃止基準に該当しないことが明確になれば通常の取引に戻される。廃止基準に該当することが明確になった場合には整理ポストに割り当て、1カ月の売買を可能とした後で上場を廃止する。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む