世界大百科事典(旧版)内の直交性の言及
【三角関数】より
…とくにcosxとsinxはすべてのxにおいて何回でも微分可能で,さらに,次のようにべき級数に展開される。上の微分法の公式から,その逆演算としての不定積分の公式が得られるが,とくに定積分に関して次の〈直交性〉が成り立ち,フーリエ級数論の基礎となる。m,nを整数として,
[複素変数の三角関数]
(4)(5)において実数の変数xを複素数zで置き換えると,右辺のべき級数は任意の複素数zに対して収束する。…
※「直交性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」