《直幹申文絵詞》(読み)なおもともうしぶみえことば

世界大百科事典(旧版)内の《直幹申文絵詞》の言及

【橘直幹】より

…唐名橘鳳(きつほう)。対策及第の後に大内記,文章博士に任ぜられたが,954年(天暦8)欠員となっていた民部大輔の兼任を望んで村上天皇に奉った申文(もうしぶみ)は,なかの一句が天皇の機嫌を損じたが名文として知られ,後年内裏炎上の際に,天皇が申文を取り出したか否かを臣下に問うたという説話を生み,これを絵巻化した《直幹申文絵詞》によって文才が喧伝された。その後式部大輔となり撰国史所に宿直した。…

※「《直幹申文絵詞》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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