直腸検温(読み)ちょくちょうけんおん

世界大百科事典(旧版)内の直腸検温の言及

【体温】より


【ヒトの体温】
 体温測定は腋窩(えきか),口腔,直腸で行われるが,日本では腋窩に体温計を挟んで測定することが慣習となっている。腋窩に一時的にできる空洞の温度がほぼ安定するには15分以上を要する。体温は1日周期で規則的に変動するが,成人の腋窩温を午後1~4時の間に測定すると36.89±0.34℃である。外国では舌の下に体温計を入れて口腔温を測るのが一般的で,口腔温は腋窩温より約0.4℃高く,直腸温は0.8℃高い。…

※「直腸検温」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android