相対論的運動方程式(読み)そうたいろんてきうんどうほうていしき

世界大百科事典(旧版)内の相対論的運動方程式の言及

【運動方程式】より

…両者の差異は流体の運動の記述のしかたの違いにより,前者では流体の微小部分の運動を追究し,また後者では各瞬間における流体各点での速度,圧力,密度の値,すなわちこれらの量の場を求める。(d)相対論的運動方程式 (1)′において,(m0は静止質量) としたものが相対論による修正を受けた運動方程式である。相対性理論(e)解析力学の運動方程式 解析力学では,体系の自由度に応じて適宜に選ぶ,一般化された座標(q1,q2,……,qf)=qを用いた場合に便利なラグランジュの運動方程式(dq/dtを表し,Lはラグランジュ関数,T,Uはそれぞれ運動エネルギーおよび位置エネルギーである)およびハミルトンの正準方程式(pνqνに共役な運動量,Hはハミルトン関数)などが現れるが,これらもニュートンの運動方程式をもとにして導かれることに変りはない。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」