世界大百科事典(旧版)内の相対負荷長さの言及
【表面あらさ】より
…中心線平均あらさは,断面曲線から低周波成分を除去して得られるあらさ曲線から,その中心線の方向に測定長さlの部分を抜き取り,図4に示すようにこの抜取部分の中心線をx軸,縦倍率の方向をy軸として,あらさ曲線をy=f(x)で表したとき,という式で求められる値をマイクロメートル単位で表したものをいう。水平方向のパラメーターとして凸凹の平均間隔,平均波長や山の平均間隔などがあり,また凸凹の山の傾斜角や,平均線に平行なレベルの直線で断面曲線を切断したときの切り取る線分の長さの総和と基準長さの比を表す相対負荷長さなども用いられる。複数個のパラメーターを用いることによって表面の凸凹の形状を有効に評価できるようになる。…
※「相対負荷長さ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」