真島桂太郎(読み)まじまけいたろう

世界大百科事典(旧版)内の真島桂太郎の言及

【木崎村小作争議】より

…1923年11月,日本農民組合木崎村連合会が結成され,込米(小作米1俵につき3升の補償米を納めさせたもの)撤廃と小作料減免を要求したことに争議は始まる。大多数の地主はこの要求を受け入れたが,不在地主真島桂太郎ら一部の地主はあくまでも農民の要求を拒否しつづけ,翌年3月には40町歩余の小作地の立入禁止を強行したことにより,大争議へと発展した。農民組合長佐藤三代松が責任を痛感して自刃したため,立入禁止は一時解除されたが,真島らはこの解除と前後して耕作禁止・土地返還・小作料請求の訴訟をおこした。…

※「真島桂太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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