《真正医学説》(読み)しんせいいがくせつ

世界大百科事典(旧版)内の《真正医学説》の言及

【シュタール】より

…彼のアニミスムス(精神論)によれば,アニマは感覚,運動,栄養摂取,排出など,あらゆる生活現象の本源で,外的有害要素に対するアニマの反応が疾病であり,この力を補うことを治療方針とした。主著に《真正医学説Theoria medica vera》(1708)があり,アニミスムスは18世紀後半の生気論の口火となった。また,1703年燃焼という現象を説明するために物理元素の一つとしてフロギストンの存在を仮定し,〈物体が燃えるとき,物体のなかからフロギストンが迅速な旋回運動をして逃げ去る〉というフロギストン説を提唱したことは名高い。…

※「《真正医学説》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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