真砂石(読み)まさごいし

世界大百科事典(旧版)内の真砂石の言及

【一本刀土俵入】より

…歌舞伎以外の前進座や新国劇や映画や大衆演劇でもしばしば上演され,同じ作者の《瞼の母》《暗闇の丑松》とともに,第2次大戦前の日本人の最大公約数的な共感をよぶ作品となった。茂兵衛を演じた6世菊五郎は,そのモデルに,自分のひいき力士の真砂石を当てたといわれる。初演の装置は小村雪岱で,とくに序幕〈安孫子屋店先の場〉が名装置とされる。…

※「真砂石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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