真空製錬法(読み)しんくうせいれんほう

世界大百科事典(旧版)内の真空製錬法の言及

【製錬】より

…鉱石その他の原料から金属を採取,精製して地金(じがね)(金属材料の素材)を作ることをいう。地金以外に合金,純粋な化合物として採取することもある。製錬技術の目的は原料中の有価成分を他の共存物質から分離,濃縮することにあり,原料の組成,産出形態,製品地金の純度,製品形態に応じてさまざまな技術が適用される。
[製錬原料]
 金属は有機材料と異なり,合成ができないので,もともと金属元素を含む資源から採取される。…

【炉外精錬法】より

…転炉や電気炉などでつくられる溶鋼を,必要に応じてこれらの炉外で精錬する方法。炉外精錬法のうちで取鍋(とりなべ∥とりべ)を用いて精錬するものを取鍋精錬法と呼ぶこともある。転炉,電気炉などを用いて大気中で溶解,精錬を行った溶鋼は,水素,酸素,窒素などのガス成分による汚染を受けやすく,これが製品の欠陥につながる。また需要者側の鋼使用に関する技術も進み,品質に対する要求はますます多様になり厳しくなっている。…

※「真空製錬法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む