世界大百科事典(旧版)内の眠らせ歌の言及
【子守歌】より
… 日本では江戸時代の子守歌に,(1)〈寝させ歌〉(ねんねのおもりはどこへいた……),(2)〈目さめ歌〉(お月さま幾つ……),(3)〈遊ばせ歌〉(うさぎうさぎ,なにょ見てはねる……)の3種が数えられていた(行智《童謡集》1820ころ)。今日子守歌は一般に〈眠らせ歌〉と〈遊ばせ歌〉に二大別され,後者の中に〈目さめ歌〉や〈まじない歌〉が含められる。そして〈子守くどき〉のような,かつて職業的な子守娘によってうたわれた民謡の一種は第3のタイプと考えることができる。…
※「眠らせ歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」