世界大百科事典(旧版)内の眼鏡型補聴器の言及
【補聴器】より
…その歴史は古く,1880年ころA.G.ベルにより電話が発明された後,カーボンマイクロホンと電磁型イアホンを組み合わせた装置として開発され,その後,1921年ころから真空管方式が採用されたが,当初は大型のため固定式であった。37年アメリカにおいてロッシェル塩の圧電効果を利用した小型マイクロホンとイアホンを組み込んだ携帯用補聴器が完成し,54年にはトランジスターの導入によってより小型の眼鏡型補聴器が出現している。 今日普及している機種は,箱型,眼鏡型,耳掛け型,挿耳型などである。…
※「眼鏡型補聴器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」