瞿曇羅(読み)くどんら

世界大百科事典(旧版)内の瞿曇羅の言及

【瞿曇悉達】より

…唐代には多くの外国人が中国に来住したが,その中には梵語Kāsyapa,Gautama,Kumāraの音訳にあたる迦葉,瞿曇,俱摩羅を姓とする3家のインド天文学者があった。瞿曇悉達は瞿曇姓の一人で,唐の玄宗に仕えて太史令(国立天文台長)となり,718年(開元6)に勅命を受けてインド天文書,九執暦を漢訳した。これは後に彼が編集した《大唐開元占経》に収録されて現存する。九執暦にはアラビア数字の源流となったインド数字や,ギリシアからインドに伝わった正弦関数が記載された。…

※「瞿曇羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む