矢毒(読み)やどく

世界大百科事典(旧版)内の矢毒の言及

【毒】より


[人間に向けられる毒]
 狩猟に使用された弓矢や槍,吹矢は毒とともに人間相手にも使われる。日本でも《吾妻鏡》に正嘉2年(1258)8月の出来事として矢毒による殺人が語られており,古代ギリシア,ローマにおける毒殺,古代インドの《カウティリャ実利論》に現れる毒殺方法など,世界各地の部族社会と同様,戦争や暗殺,果ては自殺に至るまで毒はしばしば利用されている。 これらとは正反対に毒は医薬としても利用されている。…

【吹矢】より

…筒には竹の表皮を除いて用い,筒口は樹脂で固められている。矢先にはユーパス(クワ科)の樹液などを煮つめてつくった矢毒が塗られ,矢先が獲物の体内に残るよう矢先の部分に刻みが入れられている。矢尻には漏斗状の矢羽がつけられている。…

※「矢毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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