世界大百科事典(旧版)内の矢状弧長示数の言及
【頭示数】より
…頭蓋の正中矢状面において前頭骨前縁(ナジオン)から大後頭孔後縁に至る頭蓋外周を正中矢状弧長といい,これは前頭,頭頂,後頭骨の各矢状弧長の合計値に等しい。三つの部分にわかれたそれぞれの矢状弧長の正中矢状弧長に対する比を前頭,頭頂もしくは後頭矢状弧長示数といい,現代人では各示数とも30~35の値を示す。類人猿からサルに向かって前頭矢状弧長示数が増加して45程度となり,頭頂,後頭矢状弧長示数は20台に低下する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」