矢田座(読み)やたざ

世界大百科事典(旧版)内の矢田座の言及

【丹波猿楽】より

…梅若や日吉も応永(1394‐1428)ころには仙洞での演能が頻繁で,丹波猿楽は大和猿楽進出以前の京都では中心的な存在であったが,室町末期から江戸時代の初めにかけて大和猿楽にツレや地謡方(じうたいかた)として吸収され,座としては消滅する。なお,矢田座,榎並座,法成寺座を〈丹波猿楽三座〉などと呼ぶことが多いが,榎並と法成寺は摂津に本拠を構えた座であり,この呼称はあまり適当ではない。【天野 文雄】。…

※「矢田座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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