世界大百科事典(旧版)内の短期利益計画の言及
【利益管理】より
… 利益計画は,企業成長のための多角化をめざした研究開発,人材育成などに関する計画等々を総合的に含んだ経営計画の一環であり,利益を実現するための生産・販売活動,そのための投資活動,そしてそれらに伴う資本調達活動などを貨幣的・資金的側面からとらえ集約したものであり,見積貸借対照表,見積損益計算書,見積資金計画書などの形で表現される。長期経営計画の一環としての利益計画が長期利益計画であり,それを実現していくために短期の実行計画に分解したものが短期利益計画すなわち予算である。利益計画設定の段階で,目標利益の実現が可能か否かが検討され,どうしても不可能な場合には目標の改訂がなされるなどして,本来,目標と利益計画との整合性はとれているはずのものである。…
※「短期利益計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」