短音応答(読み)たんおんおうとう

世界大百科事典(旧版)内の短音応答の言及

【音響設計】より

…周波数特性としてはなるべく平たんになることが望ましい(低音域でやや長め,高音域でやや短めになるのは自然な特性と考えてよい)。(2)短音応答 ホールなどのステージ上からパルス音を放射し,室内の各位置での音圧応答波形(エコータイムパターン)を観測し,その波形から有害なエコーの有無や残響特性の良否を判断する。(3)音圧分布 ステージなどから出た音が室内全体にどの程度の大きさで届いているかを調べるために,帯域雑音などを放射して室内各点の音圧レベルの分布を測定する。…

※「短音応答」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」