石のビーナス(読み)いしのびーなす

世界大百科事典(旧版)内の石のビーナスの言及

【脂臀】より

…アフリカ南西部に住む原住民コイサン(コイ・コインとサン)の成人女性では,皮下に多量の脂肪が蓄積するために,臀部(しりの部分)がいちじるしくふくらみ,後方に突き出るという特異な体型が見られる。この身体的特徴を,人類学で脂臀と呼ぶ。ヨーロッパの旧石器時代後期遺跡で発見され,〈ビーナス〉と呼ばれている岩石製ないし象牙製の女性像(彫像)が,豊満なからだつきを示し,脂臀の状態をあらわしていることで有名である(ウィレンドルフのビーナスなど)が,このほうは人種的特徴というよりも,豊穣を祈るといった宗教的願望の表現ではないかと言われている。…

※「石のビーナス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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