世界大百科事典(旧版)内の石動寺の言及
【石動山】より
…宝達丘陵の一峰で,〈せきどうさん〉〈ゆするぎさん〉とも呼ばれる。能登・越中の国境に位置し,式内社伊須流岐比古神社がまつられるほか,修験道の山としても知られ,石動寺(天平寺)があった。中世には360坊,3000人の衆徒を擁すると俗に称されるほどの大勢力をもっていたが,1335年(建武2),1582年(天正10)の2度の戦火にあって一山は灰燼に帰し,中世以前の石動山信仰史の解明を困難にしている。…
※「石動寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」