《石林詩話》(読み)せきりんしわ

世界大百科事典(旧版)内の《石林詩話》の言及

【詩話】より

…13世紀前半,南宋末に出現した厳羽の《滄浪詩話》(詩弁・詩体・詩法・詩評・考証の5編から成る)がより早く,下っては17世紀,清の葉燮《原詩》がそれである。 詩話は無数に生まれたが,詩論史上見落とすことのできぬ作としては,上記のほか,宋代では范温《潜渓詩眼》,葉夢得《石林詩話》,張戒《歳寒堂詩話》,明代では王世貞《芸苑巵言(しげん)》,清代では袁枚(えんばい)《随園詩話》,趙翼《甌北(おうほく)詩話》などであろう。【荒井 健】。…

※「《石林詩話》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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