世界大百科事典(旧版)内の砲艦政策の言及
【海軍】より
…海戦後約1世紀にわたって,イギリスが〈七つの海〉の制海権を握り,〈パクス・ブリタニカ〉を支えた。イギリスはその海軍力をつねに他の2国海軍の合計力以上に維持する方針,すなわち〈二国標準主義〉を堅持し,拡大しつつある通商ルートの防衛,示威による政治的圧力の行使たる〈砲艦政策〉に利用した。 一方,フランス革命で点火されたナショナリズムはヨーロッパ列強の国民を戦争に動員し,大衆軍隊と全体戦争の時代が開幕する。…
※「砲艦政策」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」